公開日:|更新日:
日本国内において、半導体などを含む工業・製造業は非常に重要な産業です。経済面を支える一方で、製造工程には必ず薬品を使用する必要があります。今後半導体の需要は高まり続けることが想定されますが、同時に化学物質や化学薬品による水質悪化が懸念されています。
一方で世界的にSDGsの概念が提唱される今、日本の企業は環境面に配慮しながら事業を成長へと導いていかなくてはなりません。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは日本語では持続可能な開発目標と訳され、2016年から2030年までの15年間の間に世界で達成するべきゴールが設定されています。SDGsは、環境問題に関するテーマが多く設定されています。
この中で設定されている目標6は、「安全な水とトイレを世界中に」という項目です。世界で暮らす全ての人々が、衛生面を担保した水の利用と、持続可能な管理ができることを目標にしています。
2003年の国連広報センターのプレスリリース※によると、世界では約40%の人が水不足に苦しんでいるとされており、衛生面の悪化が命の危機に関わることが少なくありません。
中でもターゲットとして設定されている6.3では、2030年までに汚染の減少や投棄の廃絶、さらには有害な化学物質の放出の最小化などが設定されています。
未処理で排出される排水をなくしながら、安全に水を利用できる人が世界で増えることが目標です。
しかし、日本では半導体をはじめとする産業が活発になるほどに、洗浄用の化学物質の排出が増えています。環境面とのバランスを取りながら事業成長をさせていくことが、急速に求められています。
ろ布はろ過の役割を果たし、適切な製品づくりに寄与するという側面がある一方で、環境汚染を防ぐという役割があります。
汚染水の原因となる物質はろ布がキャッチします。結果的に汚染水を極力抑えた水を排出できるという強みがあります。 性能が高いろ布は、廃液や排気を適切にキャッチするため環境にも優しいのです。
もしろ布交換を検討しているのであれば、このような環境面から考えてメーカーを選ぶのも一つの手でしょう。ろ布メーカーの中には環境面を考えて積極的に取り組んでいる企業もあります。
大塚実業株式会社は用途に合わせてオーダーメイドでろ布を提供している湿式専門のろ布メーカーです。
お客様に適したろ布を提供するということは大前提の元、「社業を通じて、人と事業の可能性を探求し、自然と環境を護る。これを未来へ継承する。」ことを経営理念に掲げています。
お客様にとって、最適なろ布は異なる一方で、きちんと汚染水を綺麗にすることは、全てのろ布に求められます。だからこそ大塚実業株式会社は、ろ過する必要がある汚染物質を抽出し、処理することを目指しているのです。
世界の資源は、現時点で既に限界が見え始めています。だからこそ、企業は利益だけを追求するのではなく、企業に関わる全てのステークホルダーに対して、社会貢献を行うことを目指し、公益資本主義推進協議会に所属しています。
また、現在日本社会が抱える課題に対して、分析や施策提言を行うことで、中小企業の地方進出や地方企業と首都圏企業との連携を実現し、中小企業の競争力の強化と地域振興を支援する「元気な日本をつくる会」にも所属しています。
このような様々な団体や活動への参加を通じて、日本国内に留まらず、世界的な社会貢献を目指している大塚実業株式会社。経営理念に基づき、真剣に汚染水が社会へ与える影響に向き合っているのです。
大塚実業株式会社ではろ布のプロが、ろ布に悩む企業のために全国無料診断を行っています。ろ過フィルターの素材、織り、加工、利用状況などから、あなたの会社に適したろ布を提案。もちろん環境に配慮したろ布の相談も可能です。
フィルタープレス用、遠心分離機用、ドラム型真空式用、キャンドルフィルター用など、多くの機器に対応できるろ布を揃えています。適切なろ布は直接大塚実業株式会社へ相談の上、判断してもらうのが安心です。
お電話の相談はこちら
0284-73-1801
受付時間:平日9:00~17:30