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ろ布やろ過機のいずれにおいても、薮田産業株式会社がこれまでに培ってきた技術を駆使し、ニーズに合った技術開発をしてくれます。原料加工精製を行う工程において、高精度の分別を実現するために、ろ過機本体に温度調整機能を付加したり、高速ろ過を可能とするために、オーダーメイドの特殊金網を採用するなど、実に多様。ろ過性能を高めるための支持体では、樹脂製2重網やステンレス製2重網なども開発しています。
薮田産業株式会社は、国内のろ過機メーカーとしてろ布も自社で製作しています。適切な状態でいつも使用できるために、ろ布にさまざまな工夫をこらしています。ろ布の作り替えの依頼には、従来の素材の性能をきっちりと評価し、そこで不十分な部分を解消できる新たな素材を選定。必要があれば協力メーカーに素材開発の依頼をするほどこだわりを持っています。食品業界、医薬品業界などでも安心して使用してもらえるようにこだわりのものづくりを徹底しているのも強みでしょう。
薮田産業株式会社は、ろ過機本体の製造段階で必要な「部門別製品品質検査｣を行っています。また、組立検査、出荷前検査を含む複数の品質検査をしっかりと行うことで、機械の精度を上げ、不適合製品の発生を防いでいます。さらに、実際に機械を使用するお客様も検査に加わってもらう「お客様立会い検査」も積極的に対応。利用されるお客様の満足度アップに努めているため、安心して任せることができそうです。アフターフォロー体制においては、原則として設計および製作にかかわった技術者が担当することで、きめ細やかなメンテナンスが可能となっています。
光学フィルム製造における精製ろ過、炭素繊維原料の精製ろ過、界面活性剤、潤滑剤の不純物除去に対応できるろ布を作成。
フィルタープレス用ろ布とは？
選び方や漏れトラブルの原因を解説
オーダーメイドの特殊金網を採用することで、高速でのろ過実現を可能とし、処理能力を大幅に改善することに成功した。
参照元：薮田産業株式会社公式HP（http://www.yabuta.co.jp/concept/index.html）
ろ過圧搾機や自動醪搾機など、その他薮田産業で取り扱っている製品について紹介します。
薮田産業のろ過圧搾機は、優れた脱水機能とシンプルな機構が特徴で、さまざまな分野で活躍中です。小型機種から大型機種までラインアップも豊富。自動開板装置や自動洗浄装置、自動ケーキ剥離装置を取り付けることも可能です。
1台でろ過とケーキ圧搾の機能を有し、0.7MPaでケーキ圧搾を行なうため含水率が低いろ過ケーキが得られます。ろ過と圧搾の工程は密閉のため、ろ液･ろ過ケーキの劣化や欠減はありません。
薮田式自動醪搾機は、従来48時間以上かかる醪搾りの工程を24時間に短縮可能。粕処理を含めた酒造現場の効率アップや労務低減、清酒の品質向上に大きく貢献します。
本体フレ－ムは清潔さを保つためステンレスライニングを採用。ろ板や圧搾シートは耐久性に優れ、長期間使用しても安心です。酒粕搬送や粉砕、自動計量などの処理ラインの設計、施工も行います。
製造工程から排水処理までさまざまな用途に活用できるシンプルな汎用ろ過圧搾機。材質や運転方式のバリエーションが多く、各現場に対応した組み合せが可能です。運転方式は手動・半自動・自動があり、自動洗浄機を取付けることもできます。
接液部材質はステンレスやFRP、アルミ、PPなど。構造はDN型と呼ばれる単式とD型・FR型の複式があります。清澄度の高いろ過が可能で、膜ろ過等の前処理にも適してます。
ろ布洗浄やケーキ剥離を自動で行う単式構造の全自動運転方式のろ過圧搾機です。短時間、多サイクルの運転ができ、省力・省エネルギーで経済的。人件費の削減や業務効率の向上などを実現できるでしょう。
オプションにはメンテ用作業台やケーキ搬出装置、水受皿など豊富です。生産ラインや排水処理ラインで活躍します。
高粘度用 高圧ろ過機は、光学フィルム原料のろ過を目的として開発されました。最大運転入口圧力は2,000KPaG。清澄度の高いろ過を実現し、膜ろ過などの前処理にも使用可能です。
運転方式は手動・半自動・自動の3種類があり、構造は複式です。オプションには、開板装置やろ布洗浄装置、本体のステンレスライニング加工、関連設備の設計制作などがあります。
移動式で使いやすく、研究室での利用に適しています。ろ過試験やサンプル製造、実機選定に活用できるでしょう。圧搾機構付きのため、小型ながらも含水率の低いケーキが得られます。
清澄度の高いろ過液が得られるため、膜ろ過の前処理にも活用可能。接液部材質を選定することで、さまざまな条件での使用ができます。水圧による5MPaまでの高圧搾タイプのものもあります。
