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集じん装置に用いられているろ布は、リテーナーと呼ばれる部品によって支えられています。ここでは、リテーナーの特徴について解説しているほか、取り扱っている会社をいくつかご紹介します。ぜひ参考にして頂けたらと思います。
リテーナーは金属製の部品で、キャップの内部にろ布を固定するために使用されています。主にフィルター集じん装置で採用されており、さまざまな現場で発生する煤じんや、有害物質をろ過するろ布の性能を維持する役割を担っています。
ここからは、リテーナーを取り扱っている会社をいくつかご紹介します。リテーナーをお探しの方はお役立てください。
並田機工は、工業炉で使用するアンカーメタルなど、さまざまな金物を製造しているメーカーです。同社の取り扱うリテーナーはラインナップが豊富で、幅広いろ布の取り付け方法に対応しています。また、底部をはめ込み式にすることで、溶接に起因するバリや溶接痕を防ぎ、ろ布の損傷を抑える工夫が凝らされています。
さらに折り返し部に切り欠きを採用し、ろ布の取付状態を確認できる仕組みも取り入れています。なお、さまざまな集じん装置にマッチするよう、特注品の製作にも対応しています。
CETは、ろ布やろ過器・集じん機のフィルターなどを製造している会社です。ろ布などの互換品をローコストで提供しているほか、さまざまな海外の集じん機メーカーに対応しています。
CETのリテーナーはステンレス鋼(SUS)製で、数量が多い場合はコスト面のメリットを受けられるのが特徴。できるだけコストを抑えたい方は、一度相談してみるのもよいでしょう。
トロワントレーディングは、主にワイヤーや被膜線を取り扱っている会社です。ReBorn(リボーン)というリテーナーも手がけています。
同社のリボーンは、リテーナーが錆ついて抜き取れない事態にならないよう、サビに強い部材が選定されています。また、クサビを挿入して接続する構造になっており、溶接箇所がないのも特徴。外れにくく、壊れにくいのも魅力です。重さも抑えられているため、持ち運びやすく、高所での作業負担も軽減できます。
北九州エコプレミアムは、省資源化製品や長寿命化製品などのプロダクトと、メンテナンス・リユースなどエコサービスを手がけている会社です。集じん装置用のリテーナーも取り扱っています。
同社のリテーナーはコーンタイプで、ろ布上部のダストを払い落とし、ろ過面積を拡大できる構造になっています。また、吸引効率が改善されることで、集じん装置の使用電電力の削減を可能にしています。
本メディアでは、ろ布メーカーの中でも、オーダーメイドの工業用ろ布に対応と記載している企業の中から、信頼と実績を積み重ねてきた企業として、創業年数が長い企業3社を若い順にピックアップしました。各社の特長を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。なお創業年数やオーダーメイド対応と記載のある企業に関しては2021年10月調査時点のものとなります。
引用元:公式HP
https://www.ohtsuka-jitsugyo.com
<注目ポイント>
<対応している過装置>
引用元:公式HP
http://www.nakao-filter.co.jp/
<注目ポイント>
<対応している過装置>
引用元:公式HP
https://kitamuraseifu.co.jp/
<注目ポイント>
<対応している過装置>