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アンビックは高機能のフィルターバグを取り扱っています。ダイキン工業株式会社開発の、平均10μmの世界クラスで細いポリテトラフルオロエチレン繊維を採用しているのが特徴です。ろ過と強度保持を分担する2層構造は強く複合し、剥離しづらくなっています。使用する環境に合わせ、強度保持層の材料を選べるのもポイント。緻密な構造をしており、補修性能も高く、微細粒子にも対応できるレベルです。微細な細孔構造と空隙率による表面補修ができるため、低圧損運転も安定しています。
ろ過層は約80ミクロンの厚みの柔軟なフェルト層です。払い落としのような物理的な応力に対しても、高い強度を誇ります。試験プラントに産業廃棄物焼却炉を設定し、12ヶ月の試験期間の中で96,000回のパルス回数と、0.3~0.4MPaのパルス圧力、排ガス温度180度などの条件下でも良好な結果を出しました。96,000回もの引張強度でも劣化がなく、長期間安定して使用できるだけの耐久性能を誇ります。安定した圧損特性があるということは、パルス払い落とし回数の低減というメリットがあるのです。フィルターバグの長寿命化が期待できるでしょう。
集じん構造による表面集じんが非常に高いのが強みで、微細ダストがバグ内に侵入するのを防げるよう設計されていると同時に、表面が平滑、非粘着性の高い素材を使用しているため、ダスト剥離性能にも優れています。有毒ガスを中和させるためのリアクター機能も良好で、付着層が有害ガスの最終中和層として機能します。フッ素ガスや三フッ化塩素・溶解アルカリ金属を除いた化学薬品全般に安定しているのもポイントです。酸やアルカリや酸化剤や有機溶剤にも耐えられるほか、有機繊維の中でも強い耐熱性をもち、瞬間の最高使用温度は260度を誇っています。
アンビックでは、2000年4月にISO9001の認証を、そして2001年11月にISO14001の認証を、それぞれ取得しています。どちらの認証についても、日本語および英語の登録証を、アンビック公式HPから確認することが可能です。
いずれの登録証でも、登録活動範囲である「羊毛フェルト・不織布とそれらの加工品の設計・開発・製造」について、一般財団 日本品質保証機構がアンビックの品質マネジメントシステムを審査した結果、ISOの要求事項に適合していることが認められる、といった旨の内容が記されています。
焼却炉排ガス処理、ストーカー炉、流動床炉、ガス化溶融炉、灰溶融炉などに対応しています。
引用元:アンビック公式HP(https://www.ambnfk.com/product/dust-collector/)
集塵を行う表面に、世界でも最細クラスのPTFE繊維を使用した高機能フィルターバグです。構造はろ過と強度保持を分担できるよう2層構造になっており、より緻密なろ過層を形成しています。
ろ過層に使用しているADMIREX繊維は、フッ素ガス、三フッ化塩素、溶融アルカリ金属を除いたすべての化学薬品に対して安定しており、酸やアルカリ、酸化剤、有機溶剤にも侵されることなく、耐熱性にも優れています。
公式サイトに記載なし