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様々な業種・業界で空調機器が使われており、その中にある、きれいな空気を生み出す核となる部分、「ろ布」を麻益株式会社では製造しています。ビルや工場、病院といった大規模な施設の空調は、一般家庭向けの空調設備とは異なり、特殊なろ過条件が求められますが、そういった条件にも対応可能です。
クリーンな環境が社会的にも叫ばれるようになり、日々より高性能なフィルターが求められています。フィルターバグは工場などの排気に対して用いられ、大気汚染防止に役立ちます。顧客の求める条件に応じて、素材やサイズについても臨機応変に対応してくれます。
集塵機に使われるカートリッヂ型のフィルターも手掛けています。カートリッヂ型なので、効率よくフィルタリングが可能で、集塵機のサイズを低減することができるようになりました。顧客の用途に応じて、サイズや形状、素材なども変更が可能です。
エアーフィルター、フィルタークロス、フィルターバグ、カートリッヂフィルター・dECOb
化学、食品、骨材、産廃、土木工事等、様々な分野で用いられるフィルタークロスのろ過布です。ろ過布は今でこそ化学繊維が主流ですが、麻益株式会社では陶磁器用の粘土を絞る綿布の時代から販売を行ってきた経験があり、ろ過布に関しては深い造詣があります。上下水道処理施設、窯業原料メーカー、砂利・砕石メーカー等、納入実績も豊富です。
空気中のほこりを除去し、きれいな空気にするために使われている商品です。ガスにも対応できるようになっています。一般ビルをはじめ、病院や化学工場や製薬工場や食品工場、図書館や美術館までさまざまな施設での実績があります。
大気汚染防止のために使われています。他にも、製品の材料や食品材料として使われている粉体の回収にも適したフィルターです。麻益では、使用条件に合わせた適切な素材と仕様を検討し、製品製造、フィルター取替作業、使用状態や取替時期の確認まで全般をカバーしています。
高強度スパンボンドをプリーツ加工し、円筒形に成形したタイプのフィルターです。集塵機の小型化の実現が期待でき、取替作業も比較的簡単にできます。メンテナンスによる設備停止期間の短縮が可能です。麻益では用途に合わせた形状、素材で制作できます。
dECOb(デコブ)は、旭化成株式会社開発のSmash™️(特殊ポリエステルスパンボンド)の次世代集塵用ろ布です。旭化成と麻益が共同開発しました。特殊技術による凹凸加工で、集塵設備の省エネ運転とろ布の長寿命を実現しています。
フィルタープレス用ろ布とは?
選び方や漏れトラブルの原因を解説
エアーフィルターは、一般ビル/病院/図書館/美術館/食品工業/化学工場/製薬工場/半導体工場等などに導入実績あり。
焼却関連:㈱アクトリー、荏原環境プラント㈱、クボタ環境サービス㈱、㈱タクマ、日立造船㈱、㈱神鋼環境ソリューション、その他プラントメーカー各社、鉄鋼関連:日本製鉄㈱、JFEスチール㈱、愛知製鋼㈱、大阪製鐵㈱、東京製鐵㈱、その他製鐵・電炉メーカー各社
機器メーカー関連:アマノ㈱、新東工業㈱、レイズネクスト㈱、日本スピンドル製造㈱、ホーコス㈱、ホソカワミクロン㈱、その他機械メーカー各社
その他:アスファルト合材メーカー各社、製紙工場各社、セメント・石灰製造メーカー各社、自動車メーカー各社、都市ゴミ焼却施設、産業廃棄物中間処理施設、火力電力所・バイオマス発電施設に導入実績あり。
麻益株式会社の考え方は「細く、長く、白く」という言葉に集約されます。会社は永続的に継続しなければならないという考え方を、繊維の特徴になぞらえているのです。
経営理念は進取と堅実=中庸・バランス。進取と堅実が両方に無限に発展し、社会情勢や会社の状態に偏りがあれば中庸に戻るのです。備えあれば憂いなし、攻めのための守り、守りのための攻めが大切と考えています。
社風は「和して同ぜず」です。人と協調はしても、むやみには同調しない、なごやかな人間関係は心がけるが、その場限りに、無責任に産生しないという意味を表しています。その風土で、理解、納得、成長で、全員主役の運営を心がけているのです。
麻益は1874年、明治7年、麻屋として創業しました。創業当初は、ロープやひも、鼻緒などの麻製品を取り扱うお店として開業。職種比は、営業27名、生産40名、管理19名。男女比は、男性58%、女性42%です(2023年4月24日時点の情報)。
自動車や建設機械には、油や空気を制御する高圧ホースがあります。ゴム用ラッピングクロスはそのホースに強度を与えているのが特徴です。耐久性が求められる防舷材やゴムロールなどにも採用されています。
昭和初期、化学繊維黎明期に開発されました。スーツや制服の生地の仕上げ工程で使われています。使用することで、生地に滑らかさやツヤが生まれるのが特徴です。
米麦やセメント、資料のような粉粒体の輸送や保管で使われています。輸送や保管に耐えられる耐久性と、吊り部を備えているのが特徴です。物流業界において、コンテナーバックはなくてはならない商品になっています。
自立できるコンテナーバックです。取り扱いやすさが考えられており、充填のしやすさがメリットです。自立できますが、折りたたむことも簡単にできます。収納場所に余裕がない状況でも重宝するでしょう。持ち運びも簡単です。完全受注生産ですが、希望サイズや仕様にも柔軟対応できます。