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帝人フロンティア株式会社は独自技術を用いて開発した"テトロン長繊維加工糸"（テイジン®テトロン®）を使用したバグフィルター用低圧力損失省エネろ布を開発し、販売しています。導電糸を挿入することで、従来の集塵機でネックとなっていた静電気を除去させることに成功。導電糸はテナベル糸と呼ばれ、ステンレスとポリエステルの混合糸で、帝人株式会社が商標登録しています。素材からこだわることで、他のろ布と比較すると、高い集塵性と払落し性を実現し、低圧損運転を可能とするなどのメリットが魅力です。また、Teijinconex®HT原綿を使用したろ布では、高い強度と低伸度、寸法安定性を維持し、長期使用やダストの堆積にともなうろ過の薄膜化を防いでくれます。
テイジンは、世界で初めて開発した超極細ポリエステルナノファイバーである「ナノフロント®」と、独自の化学構造を持つ「テイジンコーネックス®」を武器としています。ナノフロント®は、1本の糸の直径が700ナノメートルと髪の毛の7500分の1の断面積しかないため、一般的な不織布と比較すると孔径が微細かつ均一なろ材として最適。テイジンコーネックス®は、耐熱性、耐炎性、耐薬品性に優れたメタ系アラミドであるため防護繊維としても活用されています。帝人フロンティア株式会社では、高集塵で低圧損運転が可能となるNanofront® バグフィルターや、耐熱、耐薬が強みのTeijinconex® バグフィルターはもちろんのこと、逆洗式タイプのろ布、液体用カートリッジフィルターなど用途に応じたろ布を提供してくれます。
独自技術により"テトロン長繊維加工糸"（テイジン®テトロン®）を素材とするバグフィルター用低圧力損失省エネろ布に対応。逆洗式タイプ用や液体精密ろ過用も用意されています。
超極細繊維が使われているNANOFRONTは、表面積が大きく通常の繊維の数十倍もの表面積を有しています。生地の表面に微細な凹凸があるため、摩擦抵抗が高く滑りにくいのが特徴です。グリップ力が求められるグローブやサポーターなどに採用されています。
超極細繊維の特性である毛細管現象により、繊維の吸着性が高いのも特徴のひとつです。吸水性や保水性が高いことから、汗を速やかに吸収・拡散して体温の上昇を抑える機能性インナーに使われています。
NANOFRONTは、通常のポリエステル繊維に比べて20万分の1というしなやかな性質を持っています。ソフトな風合いで肌摩擦のダメージも少ないのが特徴です。スキンケア商品やインナー、肌着用素材として適しています。
直径700ナノメートルという超極細繊維でできているため、薄くて透けにくいNANOFRONT。防透性比較テストにおいてもすぐれた防透性を示しました。カーテンやユニフォームなど透けにくさが求められる素材として選ばれています。
超極細繊維で構成された高密度な織物なので、NANOFRONTは高い遮熱性も発揮します。熱を伝える近赤外線を反射できるため、熱中症対策で選ばれる日傘の素材として有効です。
NANOFRONTは通常の繊維よりも非常に小さい直径700ナノメートルの極細繊維なので、繊維と繊維との間に油膜や微細塵が入り込みません。そのため、数ミクロンの厚さの油膜汚れも拭き取ることができます。
直径700ナノメートルの超極細繊維によって微細な孔径構造となり、高いろ過性能を有しています。ろ過しにくいと言われるゲル状の液体にもろ過効果を発揮。液体処理フィルターや低圧損高捕集エアフィルターなどに使用されています。
公式HPに記載がありませんでした。
帝人フロンティアは、ろ布以外にも繊維原料や衣料製品をはじめとしたさまざまな製品を取り扱っています。
ポリエステル素材の一種です。糸の中に大きな空洞をつくり、繊維そのものの中に大量の空気を閉じ込めることで軽量性を実現しています。繊維内の空気に保温性が生まれるため、アウターウェアなどの衣料や寝具の中綿素材に使われます。
優れた吸水性能と吸湿・放湿性能を持つ繊維です。難燃性が高く、消臭性能も有しています。特にアンモニアに対する消臭性にすぐれており、天日干しによって繰り返し使用ができるため、軽失禁ショーツや除湿マットの素材として採用されています。
帝人フロンティア独自の特殊化燃技術をベースに、ランダムなねじり加工糸を用いて開発された吸汗・速乾性のあるポリエステル繊維です。軽くて肌ざわりがドライなことから、スポーツウェアやカジュアル向けの衣料に使われています。
繊維を紡糸する段階で抗菌剤を練り込み、制菌機能を持たせた中綿素材です。耐久性にすぐれており、繰り返しの洗濯でも高い制菌効果が発揮されるため、ユニフォームやファッション衣料として使われます。
マルチカウントコンピューター技術を生かしてつくられた不織布です。凹凸感や透け感など、独特な表面感を演出できます。ファッション衣料向けの用途に適しています。
特殊な繊維を帝人独自の製糸技術により特殊断面にすることで、触れるとひんやり冷たく感じられる素材です。ソフトな風合いで肌ざわりが良く、接触冷感機能を備えた機能性衣料や雑貨に使われています。
製造工程で発生したポリエステルくずやペットボトルなどの使用済みポリエステル製品、衣料品や繊維くずを、リサイクル技術によって原糸や原綿に再生したものです。衣料品やランドセル、電車・自動車のシートなど、身の回りのさまざまなところで使われています。
繊維構造に安定性を持たせ、弾力性や耐久性、通気性を高めた高機能ポリエステルクッション材です。繊維同士の結びつきが強いため、従来のクッション材に比べて圧縮耐久性にもすぐれています。
立体構造で適度に硬さがあり重さに対して抵抗力を持つため、寝具や家具の快適性を維持できます。ポリウレタンに比べて軽いのも特長で、製品を軽量化する際にも選ばれている素材です。
高いストレッチ性と回復性を持つポリエステル素材です。適度なハリ・コシ、反撥性があり風合いが良いため、衣料に使うと体の動きにフィットして快適な着心地を実現します。仕立て映えも良いため、ファッションウェアやユニフォームの用途に向いています。
寝具やマットレス素材向けに開発されたクッション材です。独自の特殊成型加工技術でマットを多層構造にすることによって、従来のマットレスでは難しかった部分的な硬さ調整を実現しました。適度な硬さとクッション性があり、寝姿勢の水平を維持することができます。
さらに、抗菌性や難燃性、通気性など多くの機能を備えており、高機能性マットレスとして流通しています。
ダニを寄せ付けにくい防ダニ機能、細菌の増殖を抑える抗菌防臭効果を持つ中綿素材です。
一般の中綿に比べ、すぐれたダニ忌避効果がみられることから、ファッション衣料向け素材や生活資材、インテリア、寝装品など幅広い用途に使われています。
ポリエステル長繊維を複合多層崇高構造にすることで、梳毛性のある仕上がりにした繊維です。サラっとした風合いながら光沢感があり、深みのある美しい色調を備えています。主にブラックフォーマル向け衣料や紳士アウター衣料の素材として選ばれています。
穴の空いた中空糸に8方向の放射線状突起が配列された、超軽量繊維です。水や汗が通りやすくサラっとした着心地で、遮熱・断熱効果も備えています。ファッション衣料やアウトドア衣料、機能性カーテンなどに選ばれている素材です。
中央に穴が空いた糸（中空糸）に8方向の放射線状突起を配列された超軽量繊維「Octa」を芯にして、さらに周囲に短繊維を配置した独自の構造を持つ繊維です。長繊維と短繊維の長所を併せ持っており、ふわっとして軽く、優れた吸水性・通気性を持っています。
適度なハリやコシを持つストレッチ性のある風合いで、ファッション衣料やスポーツ衣料向け素材として選ばれています。
防寒衣料の内側裏地と重ねて使用することで、身体から発生する水蒸気を吸収。水蒸気を効率よく熱に変換する吸湿発熱不織布です。また、変換された熱が外側の防寒衣料の保温力を高めるので、一層の暖か効果が期待できます。
身体から発生する水蒸気を吸収して熱に変換する吸湿発熱の機能と、太陽光からの赤外線を吸収して熱に変換する機能を有し、ダブルの発熱効果が得られます。再生ポリエステルを使用しているため、環境にも優しいです。
太陽光の近赤外線を吸収し、熱に換える特殊物質を繊維の分子構造の中に均一に溶かし込むことで暖かさを保ちます。全く新しい吸熱・保温素材で、太陽エネルギーをダイレクトに繊維の中に取り込むことが可能です。
繊維の引張り強力アップを実現。安心感と快適性から、野球練習着や学生向け体育衣料、アウトドアウェアなどのスポーツ衣料に多く使用されています。イマルチタイプや異型断面タイプなど、バリエーションも豊富です。
長繊維のスパンライク素材です。適度なコシとふくらみがあり、太さに変化のある特殊糸。染めると濃淡が出て、温かみのあるナチュラルな風合と微妙な表面変化を楽しめます。イージーケア性と機能性を兼ね備えています。
PET樹脂を構成する成分の約30％が植物由来のため、化石資源の消費を抑え温室効果ガスを削減が期待できます。物性・品質面は、化石由来のPETと変わりません。ファッション衣料やユニフォーム、衛生材料などの用途に使用されます。
汗などの水分の吸い込み性や速乾性に優れたテトロンなかわた。虫やカビなどがつきにくいのも特徴のひとつです。
シルクウール調で、繊細でエアリーなふくらみ、ウォーム感、適度なハリ・コシ、反撥性などがある素材です。
肌に優しいマイクロアクリルファイバーと高い吸湿発熱性を持つレーヨン繊維をブレンドした素材です。ファッション衣類に使用されます。
