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日本フィルター株式会社では、大きく分類すると汎用品・高精度・メンブレン・活性炭・金属のフィルターカートリッジを扱っています。汎用品では、ポリプロピレンやポリエチレン、コットンの材質を使用。コットンなら最高使用温度120℃となっており、高い耐熱性能を発揮します。汎用品は工業用水やめっき液、薬品や洗浄水のろ過に用いられています。
日本フィルターでは、様々な産業における生産工程での薬液や水をろ過するフィルター技術を展開しているほか、プリント基板や半導体、電子部品製造にも関わる純水や排水等の水処理技術も保持しています。
日本フィルター株式会社の高精度に分類されたフィルターカートリッジは、メンブレンの前ろ過などにも使用されています。素材はポリプロピレン、またはポリエステルです。汎用品と比べて多層構造なので、高いろ過精度を発揮します。ろ材の接合に接着剤を使わず、溶出物を抑えるフィルターカートリッジも販売しています。
日本フィルター株式会社では、めっき液や、プリント配線板水洗水の精密ろ過に用いられるメンブレンフィルターカートリッジも扱っています。高価なメンブレンの前処理として用いる、コストを抑えたメンブレンフィルターカートリッジにも対応。予算や現場に合わせたろ布の提案をしてもらえます。
創業以来、他社には無い独自色の強い製品を創り続けることを、開発の出発点として大切に考えています。この姿勢を長きにわたり貫いている企業です。事業の拡大ではなく進化を目指し、お客さんのニーズに応える製品を生み出し続けていることがわかります。
長期間積み上げてきた技術的なベースが、さらなる技術開発を後押しするという強みをもつ日本フィルター。スタッフ全員に浸透しているきめ細やかな設計思想が、製品にしっかりと反映されています。
機能性の高い製品はもちろんのこと、お客さんが抱えている課題を正面から受け止める誠実さも、日本フィルターの大きな魅力のひとつです。
日本フィルター株式会社は、フィルターカートリッジを取り扱っています。ワインドフィルターの「CW」・「CCWN」と、デプスフィルターの「EC」・「FSG」・「FHG」を販売。また、プリーツフィルターの「PHC」・「PMC」や、メンブレンフィルターの「e-メンブレン」・「PSEメンブレン」も取り扱い中です。繊維状 活性炭フィルターの「FCC-S」にも対応します。
導入事例は見つかりませんでした。
液体のろ過をはじめとした水処理技術の専門である日本フィルター株式会社は、ろ布以外にもさまざまな製品を取り扱っています。
日本フィルターの持つ特殊成形技術により、めっき液や化学薬品などの精密ろ過において、すぐれたろ過性能を発揮するEAGLE Series。Aシリーズ・Bシリーズ・Cシリーズ・Pシリーズの4タイプがあり、Aシリーズは透明シリンダーでろ過状況が見える、Bシリーズは実用モデル、Cは耐強酸性、Pは耐強アルカリ性など、用途に合わせて選べるようになっています。
大型機種にプレミアム効率モータを搭載し、1台で大流量ろ過が行えるよう設計されています。ポンプ一体型なので、別置きタイプのろ過機に比べてコンパクト。大流量モデルであっても場所を取らず、設置スペースを縮小できます。
プラスチック製ろ過機における長年の実績と経験を活かし、液もれを徹底的に排除しています。EAGLE Seriesは、特に耐薬品性と耐熱性に優れた材質を使用して製造するため、サビや腐食がなく液もれを防ぎます。
フィルターカートリッジのセット全機種にスプリングシール方式を採用し、高いシール性を実現しています。さらに、高精度・高品質の「CWフィルターカートリッジ」や「YCC活性炭カートリッジ」など、用途に合わせたフィルターカートリッジを用いることによって、ろ過精度をより高めることができます。
標準的な接続方法である5Kフランジ接続と10Kフランジ接続を選択できます。小型機種の場合、ユニオン配管接続も可能です。
圧力計部分は、バルブ付きのゲージバブル仕様もあります。ゲージバブル仕様にすることで、運転を停止せずに圧力計のメンテナンスが可能です。
ろ布に珪藻土などの「ろ過助剤」をプレコーティングすることによって、高いろ過精度を実現したろ過機です。すぐれた耐熱性を持つポリスルホン製のシリンダーは透明なため、ろ過機の内部や運転状況が確認しやすくなっています。ろ布は洗浄して再利用できるため、廃棄物の削減や廃棄コストの低減にもつながります。
大流量のろ過に適したバッグフィルターシリーズで、フィルターカートリッジ式の精密ろ過の前工程のろ過用としても選ばれています。マグネットポンプを搭載したポンプ一体型「EGB」とバッグフィルター部のみの「EGBH」があり、設置状況に合わせて選択可能。本体とバッグ材質はポリプロピレン製となっており、高い耐薬品性と耐熱性を持つろ過機です。用途やろ過精度に合わせて4種類のフィルターバッグから選べます。ろ過精度や閉塞時間が変化する場合もありますが、フィルターバッグは洗浄して再利用できるようになっており、廃棄物や廃棄コストを低減できます。
目的に応じて2段階のろ過ができるマルチろ過機。1段目は粒状活性炭による活性炭処理やバッグフィルターによる粗ろ過、2段目はフィルターカートリッジによる精密ろ過と、用途に適した組み合わせにより、2段階ろ過を1台で実現します。設置されたバルブを操作することによって、単独ろ過と2段階ろ過の運転を切り替えることも可能です。ろ過流量に合わせて6つの仕様がラインナップされています。
研究室や開発室などで用いられる、コンパクトな精密ろ過機です。片手で持ち運びができ、100Vコンセントで運転できる使いやすさと高い携帯性から、研究開発のさまざまな場面で活躍します。フィルター部分の材質は、ポリスルホン・ポリフッ化ビニリデン・ポリプロピレンの3種類から選択可能。使用する薬液によってフィルター部分を付け替えできるので、薬液を切り替えながらの試験にも適しています。
シンプルな構造で分解洗浄がしやすくメンテナンスが簡単。異なる薬液での連続試験時にも活躍するでしょう。
強酸性液や特殊薬品のろ過向けに開発されたろ過機です。優れた耐薬品性を持つ日本フィルター開発の「EGH-C」タイプをベースに、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製パッキンとパーフルオロエラストマー(FFKM)製Oリング、フッ素樹脂FEPカプセルOリングを搭載して耐薬品性を高めています。
耐熱性もあることから、高温液の使用も可能。特殊な薬品類をろ過する場合、金属製ハウジングだと腐食対策に内面ライニングを必要としていましたが、EGH-CRなら手間と時間を省けます。金属製ハウジングの代替品としても高い実用性を持っています。
プラスチック製のシングルフィルターハウジングです。耐薬品性を持つポリプロピレン製、ろ過状況を確認できる透明タイプ、高温液や高圧の運転に適したナイロン製など3つのラインナップがあり、取付が容易で扱いやすく、用途に合わせて本体材質とOリング材質を選べるようになっています。
実用的なステンレス製のハウジングです。コンパクト設計の小流量用小型ハウジングから大流量用の大型ハウジングまで豊富なラインナップがあり、シングルフィルター、マルチフィルターから選べます。本体材質にはSUS304やSUS316、Oリング材質もバリエーションを取り揃えており、さまざまな液に対応できます。
黒化処理液などの特殊液のろ過に適したチタン製ハウジングです。主要接液部はオールチタン製、Oリング材質はPTFEで高い耐薬品性と耐熱性を持ちながら、シンプルな構造で低価格を実現しています。蓋部の締め付けはストッパー付きスイングボルト式になっており開閉しやすく、液の飛散を防止するガードも標準で装備されています。
コンパクトかつフィルターカートリッジ式よりも大流量に使用できる、ポリプロピレン製のバッグフィルターです。不純物の捕捉量が大きくバッグの交換頻度も低いため、交換作業の手間を最小限に抑えられます。別売りのフィルターバッグは1μmから100μmまであり、用途に合わせたろ過精度から選べます。
デスミア処理液の精密ろ過や酸・アルカリ溶液の精密ろ過、高温・高圧条件下での精密ろ過、有機溶剤の精密ろ過など、ガスケット材質を選んで幅広い用途で使用できるステンレス製のフィルターカートリッジです。プリーツ形状によりろ過面積が大きく、低圧力で大流量を得られます。
長年にわたりマグネットポンプ開発の実績と経験を積んできた日本フィルターが開発した、ハイパワーマグネットポンプです。大流量で高揚程、すぐれた耐薬品性を持ちながら液もれしない構造になっており、酸・アルカリ溶液などの腐食性の高い液の移送に適した材質を選べるようになっています。
単相100Vモータの小流量モデルから大流量モデルまで提供しており、大型機種にはプレミアム効率モータが搭載されています。
主要部品を特殊成型処理によって一体化することで構成部品をシンプルな構造にし、液もれを極限まで防止しています。
開発当初から改良が重ねられ、徐々に性能を高めて高揚程・大流量の性能を実現しています。相談によって、1.21以上の高比重液への対応も可能です。
小型機種の場合、ユニオン接続・5Kフランジ接続・10Kフランジ接続と3つの接続方法から選べるようになっています。
ろ過機、ポンプなどの日常点検や生産管理の際に用いられる、液体用のデジタル流量モニターです。見やすく管理しやすい設計で、接液部は広い耐薬品性と耐熱性があり、さまざまな液体に使用できます。リチウム電池のバッテリー仕様、外部電源仕様の2タイプがあり、用途や設備状況に合わせて選択できます。
硫酸銅めっき液の光沢剤の変化を捉え、活性炭処理のタイミングを数値で判断できる液質モニタリング装置です。インデックスEyeによる数値管理が、活性炭処理の作業効率アップや製品不良の発生防止に役立ちます。