公開日: |更新日:
ろ過をはじめ、プラントや工場の流体の機器製造を行ってきた企業です。1955年に工作機械販売会社として創業し、技術力を高めて実績を積み重ねてきました。その土台があるため、ニーズに柔軟に対応できるのが強みです。
ろ布ではありませんが、ストレーナやろ過器の実用新案登録や特許取得(※)があります。そのため既製品のカスタマイズやオーダーメイド製造にも柔軟に対応できるのです。「こんなろ布やフィルターがあったら助かる」というニーズがあるなら、相談する価値があります。
多種多様なフィルターの取り扱いがあります。たとえば、メルトブロー技術により誕生した、デプスタイプフィルター、スチーム滅菌にも対応できるメンブレンタイプフィルターも用意可能です。
樹脂素材の不織布やメッシュ不素材を袋状にしたバグフィルターもあります。飲料水や工業用水や科学薬液、染料や海水など異物除去のためのフィルターは多種多様です。各分野に適したフィルターを多数取り扱っているため「なにが一番適しているのか」と迷ったときでも、相談できるでしょう。
特殊タイプフィルターも取り扱っています。DFOコアレッサーは、輸液分離、気液を分離するカートリッジタイプで、機器保護で使われているフィルターです。DFDデミスターは、ガス中の微粒子を、気体から分離除去できます。
DFVベーンセパレーター、ブレードで液滴を分離、DFAエアーフィルターは、大気中からエアーの取り入れに使われるフィルターです。使用しているフィルターを交換したいが、特殊なものでなかなか見つからない場合、助けになってくれるでしょう。
フィルター以外に、フィルターハウジングも欲しいというニーズにも応えられます。シングルタイプ、大流量にも対応できるもの、部材もステンレスやプラスチックまで豊富なラインナップです。
エンジニアハウジングに関しては、ニーズに合わせた自由設計や法規に適合した製作もできます。国内外の法令や規格に準拠した製品実績が蓄積しているからこその強みです。
デプスタイプフィルター、プリーツタイプフィルター、メタルタイプフィルター、メンブレンタイプフィルター、カプセルタイプフィルター、活性炭タイプフィルター、バッグフィルター、特殊タイプフィルター、フィルターハウジング
樹脂素材の不織布またはメッシュ素材を袋状に成形したフィルターです。粒子(除去物)の捕捉量が多いのが特徴で、廃棄や回収もしやすくなります。液量が多い場合でもろ過ライフが長いため、カートリッジフィルターの前処理用にも適しています。ろ過精度、ろ過面積、メディア材質、形状、サイズなど豊富なバリエーションがあるので、用途に合わせて選択できます。
導入事例は見つかりませんでした。
大同工機株式会社は他にも多くのフィルターを取り扱っています。ニーズに合っているものがないかチェックしてみてください。
DFYPは極細マイクロファイバーのメディアです。センターコアがないことで、従来品と比較すると約1/3もの初期差圧を実現しました。密度勾配があり、効率的に粒子を補足できます。さらにロングライフがメリットです。
DFDAはDFYPモデルを絶対ろ過に対応させています。発泡ポリプロピレンのガスケットを両端に備えてシール性をアップさせました。メディア内部は無段階密度勾配構造です。外側のプレ、内側のファイナルまでスムーズなろ過ができます。他にもポリブレンテレフタレートをメディアに採用したDFYBを採用しています。
DFPPはポリプロピレン製で、一体成型、ノーバインダー、長繊維不織布を使用しています。そのため、繊維の離脱、バインザー材も溶け出しません。独自多層構造メディアによりロングライフです。ゲル化異物の除去もできます。
DFPNは、ゲルや高粘度流体のろ過を効率化するために開発されました。表面のロスを最小限にするための工夫として、通常より厚みのあるブリーツが採用されています。高粘度流体全般をはじめ、コーティング液や、懸濁液などで使えます。
DFCM、DFPMがあります。ステンレスかチタンを使った金属製フィルターです。耐溶剤性、耐熱性、耐圧性があり、過酷な条件下でも使えます。洗浄して再利用も可能で、ランニングコストを抑えたい場合に助かるでしょう。
用途に合わせてシリンダー(DFCM) とプリーツ(DFPM)から選べます。フィルターメディアは金属を焼結した、シンタードファイバー、シンタードメッシュ、シンタードパウダーの3種類です。スチームやエステル、ポリマーやモノマーなど、さまざまな用途で活用できます。
DFPSは非対称構造のポリエーテルサルフォンメンブレンフィルターです。非対称膜により空隙率は高く、高流量や低圧損でロングライフを実現しています。溶出物の少なさや、リンスアップも少量で比抵抗値が回復するのも特徴です。
DFPSHは有効ろ過面積を広くしています。DFPTはPTFEがメディアで、ポリプロピレンをサポートにしているメンブレンフィルターです。化学薬品のろ過や、タンク用エアーベントのフィルター用にも適応します。PTFE は疎水性膜と親水性膜を取り扱っています。
カプセルタイプのフィルターです。DFPC1はポリプロピレン製です。メディアは各フィルターから選べます。適応するのは、小中規模の製造ライン研究、ラボスケールの小流量のろ過です。純水や減少液、フォトレジストなどの用途で活用できます。
DFZC1はオールテフロン製です。独自のブリーツ加工が施されたメディアとろ過精度があります。半導体プロセスでは高濃度薬品を使用しますが、高温のろ過にも適応可能です。半導体高温薬液以外に、科学薬液や濃縮酸、オゾン水などで活用できます。
DFCFはメディアに繊維活性炭を使ったフィルターです。繊維活性炭はヤシ殻活性炭を採用しており、粒径が小さいものでも高い吸着効果を持っています。食品規格にも適合する材料を使っているため、食品製造工程でも利用できるのがポイントです。メッキ液の有機不純物除去もできます。
脱臭や脱色、有機物や塩素除去、工業用水などさまざまな用途に対応可能です。他の材質ですが、コアとサポートはポリプロピレン、ガスケットはTPEが使われています。耐差圧強度は0.3MPa、耐熱温度は80度です。
特殊タイプフィルターは複数取り扱っています。DFOコアレッサーは、カートリッジタイプで油液分離、気液を分離します。機器の保護に使われるフィルターです。DFDデミスターはガス体中の微粒子を気体から分離除去できます。
DFVベーンセパレーターはガス中に含まれるミストに対し、ブレードにより分離することが可能です。DFAエアーフィルターは、待機中からエアーを取り入れる際に使われます。また、ハウジングも併せて取り扱っているためお問い合わせください。
ろ過液を機外に排出せず、エレメントを常時逆洗できます。エジェクターとサイクロンセパレーターという構成で、ろ過液を循環させて排出ロスの低減を実現しているのが特徴であり強みです。
従来の方法では困難だった、負圧環境下でも自己逆洗ができます。微細ろ過でも問題なしです。粒径50μm以下の異物に対しても、連続ろ過ができます。カートリッジフィルターの前工程に適用することで、交換頻度を低減できるため、結果としてコストダウンに寄与します。
多種多様なフィルターハウジングを取り扱っています。シングルタイプをはじめ、大流量にも対応できるマルチタイプも用意できます。主要部材も、ステンレスやプラスチック製など、幅広いラインナップです。
エンジニアリングハウジングは、ニーズと仕様に応じた自由設計ができます。各種法規に適合したハウジングの設計や製作にも対応可能です。既製品ではニーズに合っていない、最適なフィルターハウジングが見つからない方をサポートしてくれます。
本メディアでは、ろ布メーカーの中でも、オーダーメイドの工業用ろ布に対応と記載している企業の中から、信頼と実績を積み重ねてきた企業として、創業年数が長い企業3社を若い順にピックアップしました。各社の特長を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。なお創業年数やオーダーメイド対応と記載のある企業に関しては2021年10月調査時点のものとなります。
<注目ポイント>
<対応している過装置>
<注目ポイント>
<対応している過装置>
<注目ポイント>
<対応している過装置>