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食品工場では、原料や製品の粉体を扱う集塵工程や、排水処理で発生する汚泥の脱水工程など、さまざまな場面で「ろ布(濾布)」が使われています。ここでは、生物処理余剰汚泥の脱水、穀物搬入設備の粉じん対策、衛生面と防爆性が求められる集塵工程といった現場で、ろ布やプリーツフィルターを活用した事例を紹介します。
ある食品工場では、生物処理余剰汚泥の脱水に多重円板型脱水機を使用していましたが、次のような課題がありました。
課題を踏まえ、柳河エンジニアリング株式会社は一枚ろ布式の「CS型」脱水機を提案しています。
既存の処理フローを踏まえつつ、一枚ろ布式の特徴を生かした機種選定が行われています。
CS型の導入後、担当者からは次のような効果が挙げられています。
生物処理余剰汚泥の脱水において、一枚ろ布式脱水機への更新により、薬品コストと処分費の両方を見直した事例です。
※参照元:柳河エンジニアリング株式会社 公式サイト「某食品工場 様 生物処理余剰汚泥」(https://www.yanagawa-eng.co.jp/page.php?id=179)
食品工場の荷受設備では、穀物の粉砕物に対する集塵に円筒ろ布集塵機が使われていましたが、次のような問題が生じていました。
既存設備を活かしながら課題を解消するため、株式会社アコーは次のような提案を行っています。
既存設備を最小限の改造で活かしながら、ろ過面積の拡大とプリーツフィルターの採用により、粉じん対策の強化とメンテナンス性の向上が図られています。
プリーツバグフィルター導入後、次のような成果が示されています。
穀物の粉じんを扱う食品工場の搬入設備で、円筒ろ布からプリーツフィルターへ見直すことで、集塵性能とメンテナンス性を両立した事例です。
※参照元:株式会社アコー 公式サイト「既存設備を最小限に改造 他社製の円筒ろ布からアコー製プリーツフィルターへ変更し、ろ過面積3倍を実現 食品工場へプリーツバグフィルター導入」(https://www.acokk.co.jp/info/jirei_33/)
別の食品工場では、粉体を扱う工程で使用していた鉄製の集塵機に、次のような課題がありました。
これらの条件に対して、株式会社アコーはプリーツバグフィルターを用いたオーダーメイド集塵機を提案しています。
食品工場ならではの衛生要求や安全性、レイアウト上の制約を踏まえたうえで、プリーツバグフィルターを組み込んだ集塵機が設計されています。
導入後は次のような成果が挙げられています。
衛生面と防爆性が求められる食品工場において、ろ布を用いた集塵機をオーダーメイドで設計・導入した事例です。
※参照元:株式会社アコー 公式サイト「コンパクトなオールステンレス・防爆仕様の集塵機がほしい!食品工場にプリーツバグフィルターを導入」(https://www.acokk.co.jp/info/jirei_35/)
食品工場の事例では、生物処理余剰汚泥の脱水、穀物搬入設備の粉じん対策、衛生面と防爆性が求められる集塵工程など、異なる用途でろ布やプリーツフィルターが活用されています。ろ布の種類やろ過面積、集塵機の構造を見直すことで、凝集剤コストや処分費の削減、原料ロスや清掃負荷の低減、限られたスペースや衛生・安全面の条件を踏まえた集塵機更新など、運転コストと作業環境の両面で改善が期待できます。自社の排水・排ガスの性状、処理量、設置スペースや衛生・安全要件を整理したうえで、このような導入事例を参考にしながら、ろ布メーカーや集塵機メーカーに具体的な条件を共有していくことが、検討の出発点になります。
本メディアでは、ろ布メーカーの中でも、オーダーメイドの工業用ろ布に対応と記載している企業の中から、信頼と実績を積み重ねてきた企業として、創業年数が長い企業3社を若い順にピックアップしました。各社の特長を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。なお創業年数やオーダーメイド対応と記載のある企業に関しては2021年10月調査時点のものとなります。
引用元:大塚実業のHP(https://ohtsuka-jitsugyo.jp/manufacturing2/lp8/964eb121-459e-4b24-9e43-9919da6f58f9/)
<注目ポイント>
<対応している過装置>
引用元:公式HP(http://www.nakao-filter.co.jp/)
<注目ポイント>
<対応している過装置>
引用元:公式HP(https://kitamuraseifu.co.jp/)
<注目ポイント>
<対応している過装置>